MTGでTRPG その3 ルール作ってみました!
2014年4月5日 TRPG 今回は、「MTGを使ってTRPGはできないか?」の3回目。
(↓過去2回の記事)
http://leveler.diarynote.jp/201403132156206161/
http://leveler.diarynote.jp/201403152223048358/
TRPGというのは、物語の登場人物になりきって、事件を解決したり、戦ったりするゲームです(「会話とサイコロだけでドラクエをする」みたいな感じ?)。
(詳しくは↓)
http://bcbweb.bai.ne.jp/~anfc2301/trpg/trpgtohananika.html
たたき台になるルールを、とりあえず、書いてみます。
■主人公の能力値の決め方
主人公、つまり、TRPGの世界で冒険する、あなたのキャラ。
彼らの能力値をどうやって決めるかのルール。
どんなルールかと言うと――
主人公の能力値は、使うMTGデッキを決めた時点で、自動で決まります。
青いカードが多いなら、知力を使うのが得意なキャラ。
緑が多ければ、腕力が強いキャラになります。
キャラクターシートを作る必要は、ありません。
ただし、「主人公の名前、性別、性格などの設定」は、自分で、自由に考えてください。
自分のデッキにあった、キャラ設定を作りましょう!
■ゲームスタート!
キャラができたら、いよいよ、ゲームスタートです。
基本は、普通のTRPGと同じ。
GM(ゲームマスター)が用意した事件や敵に、PC(プレイヤーキャラクター=主人公)達が、いどみます。
普通のTRPGと違う点は、「ゲーム開始時に、シャッフルしたライブラリー(山札)から、カードを7枚ひくこと」です。
この7枚の手札は、成否判定のときに、利用できます。
■成否判定の仕方
「失敗するかもしれない行動」をするとき、実際に成功したのか失敗したのかを決めるルールです。
例えば、「矢を射て、的の中心に当てる」等、「運の要素がからんでくる行動」ですね。
基本の判定方法は、「ライブラリー(山札)から、カードを1枚引くこと。」 です
引いたカードの「点数で見たマナコスト」+「色の修正」を計算します。
計算結果(=達成値)が、GMの決めた値(=目標値)より上なら、成功です!
判定後、判定に使ったカードは、墓地に置かれます。
(難しい行動をする場合、当然、目標値は高くなります。)
・「色の修正」リスト
筋力に関係する判定の場合。
(例:大きな岩を動かす。)
緑 +5
赤 +4
黒 +3
白 +2
青 +1
知力に関する判定の場合。
(例:古代語を読む。)
青 +5
黒 +4
白 +3
赤 +2
緑 +1
素早さ、運動神経に関する判定の場合。
(例:馬に乗る。岩壁を上る。)
赤 +5
緑 +4
青 +3
黒 +2
白 +1
手先の器用さ、感覚の鋭さに関する判定の場合。
(例:罠を発見する。聞き耳。)
黒 +5
青 +4
緑 +3
白 +2
赤 +1
カリスマ、信頼度に関する判定の場合。
(例:相手を説得する。)
白 +5
青 +4
緑 +3
赤 +2
黒 +1
なお、判定で土地を引いた場合。以下のように、処理します。
1.その土地を場に出す。
2.手札にあるカード1枚を選び、それで判定を行う。
なお、すでに場に出ている土地は、判定開始時に、タップでマナを出すことができます。
これによって、「出したマナと同じ色のカードによる判定に+1」することができます。
(例:森2枚から、緑マナ2つを出す。緑のカードを引き、それで判定をするなら、達成地に+2。)
判定のルールをまとめると、↓のようになります。
「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成値」>=「目標値」 →成功
「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成地」<「目標値」 →失敗
■休憩に関するルール
10分の休憩により、カードを1枚引き、場にある土地を、すべてアンタップすることができます。
1回の休憩で、引けるカードは1枚まで。
手札が8枚以上になった場合、即座に、7枚になるまで、カードを捨てます。
■戦闘に関するルール
基本は、MTGの多人数戦です。
しかし、ザコ敵の場合、相手を「ハイドラとの戦い」「大軍マジック」のようにしても良いでしょう。
戦闘が始まる場合、まず、手札が7枚になるまでカードを引きます。それが、初期手札です。
そして、その時点でのライブラリーを、そのままデッキとして、対戦を初めてください。
すでに場に出ている土地は、戦闘が終わるまで、ゲームから除外してください。
初期ライフは、基本的に20。
ただし、トラップなどで、戦闘以外でダメージを受けている場合、20以下で始まることもあります。
ライフが0になると、「瀕死」状態になります。
「瀕死」状態では、ライフが1以上になるまで、一切の判定ができません。
「瀕死」状態のキャラに、誰かが「トドメを刺す」と宣言した場合、抵抗もできず殺されてしまいます。
もちろん、他のキャラが「トドメを刺す」のを邪魔しようとすることは、できます。
とりあえず、今回はここまで。
本当は、「戦闘以外で呪文を唱えるときのルール」とかもあるのですが、長すぎるので次回以降に回します。
もちろん、現在のルールは「たたき台」なので、ドンドン変えていくつもりです。
ご意見などありましたら、ドンドンどうぞ!
今回は、以上です。
MTG専用ブログも更新。ウィンストン・ドラフト 対戦編・後編! http://annkara1402.blog.fc2.com/blog-entry-145.html
(↓過去2回の記事)
http://leveler.diarynote.jp/201403132156206161/
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TRPGというのは、物語の登場人物になりきって、事件を解決したり、戦ったりするゲームです(「会話とサイコロだけでドラクエをする」みたいな感じ?)。
(詳しくは↓)
http://bcbweb.bai.ne.jp/~anfc2301/trpg/trpgtohananika.html
たたき台になるルールを、とりあえず、書いてみます。
■主人公の能力値の決め方
主人公、つまり、TRPGの世界で冒険する、あなたのキャラ。
彼らの能力値をどうやって決めるかのルール。
どんなルールかと言うと――
主人公の能力値は、使うMTGデッキを決めた時点で、自動で決まります。
青いカードが多いなら、知力を使うのが得意なキャラ。
緑が多ければ、腕力が強いキャラになります。
キャラクターシートを作る必要は、ありません。
ただし、「主人公の名前、性別、性格などの設定」は、自分で、自由に考えてください。
自分のデッキにあった、キャラ設定を作りましょう!
■ゲームスタート!
キャラができたら、いよいよ、ゲームスタートです。
基本は、普通のTRPGと同じ。
GM(ゲームマスター)が用意した事件や敵に、PC(プレイヤーキャラクター=主人公)達が、いどみます。
普通のTRPGと違う点は、「ゲーム開始時に、シャッフルしたライブラリー(山札)から、カードを7枚ひくこと」です。
この7枚の手札は、成否判定のときに、利用できます。
■成否判定の仕方
「失敗するかもしれない行動」をするとき、実際に成功したのか失敗したのかを決めるルールです。
例えば、「矢を射て、的の中心に当てる」等、「運の要素がからんでくる行動」ですね。
基本の判定方法は、「ライブラリー(山札)から、カードを1枚引くこと。」 です
引いたカードの「点数で見たマナコスト」+「色の修正」を計算します。
計算結果(=達成値)が、GMの決めた値(=目標値)より上なら、成功です!
判定後、判定に使ったカードは、墓地に置かれます。
(難しい行動をする場合、当然、目標値は高くなります。)
・「色の修正」リスト
筋力に関係する判定の場合。
(例:大きな岩を動かす。)
緑 +5
赤 +4
黒 +3
白 +2
青 +1
知力に関する判定の場合。
(例:古代語を読む。)
青 +5
黒 +4
白 +3
赤 +2
緑 +1
素早さ、運動神経に関する判定の場合。
(例:馬に乗る。岩壁を上る。)
赤 +5
緑 +4
青 +3
黒 +2
白 +1
手先の器用さ、感覚の鋭さに関する判定の場合。
(例:罠を発見する。聞き耳。)
黒 +5
青 +4
緑 +3
白 +2
赤 +1
カリスマ、信頼度に関する判定の場合。
(例:相手を説得する。)
白 +5
青 +4
緑 +3
赤 +2
黒 +1
なお、判定で土地を引いた場合。以下のように、処理します。
1.その土地を場に出す。
2.手札にあるカード1枚を選び、それで判定を行う。
なお、すでに場に出ている土地は、判定開始時に、タップでマナを出すことができます。
これによって、「出したマナと同じ色のカードによる判定に+1」することができます。
(例:森2枚から、緑マナ2つを出す。緑のカードを引き、それで判定をするなら、達成地に+2。)
判定のルールをまとめると、↓のようになります。
「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成値」>=「目標値」 →成功
「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成地」<「目標値」 →失敗
■休憩に関するルール
10分の休憩により、カードを1枚引き、場にある土地を、すべてアンタップすることができます。
1回の休憩で、引けるカードは1枚まで。
手札が8枚以上になった場合、即座に、7枚になるまで、カードを捨てます。
■戦闘に関するルール
基本は、MTGの多人数戦です。
しかし、ザコ敵の場合、相手を「ハイドラとの戦い」「大軍マジック」のようにしても良いでしょう。
戦闘が始まる場合、まず、手札が7枚になるまでカードを引きます。それが、初期手札です。
そして、その時点でのライブラリーを、そのままデッキとして、対戦を初めてください。
すでに場に出ている土地は、戦闘が終わるまで、ゲームから除外してください。
初期ライフは、基本的に20。
ただし、トラップなどで、戦闘以外でダメージを受けている場合、20以下で始まることもあります。
ライフが0になると、「瀕死」状態になります。
「瀕死」状態では、ライフが1以上になるまで、一切の判定ができません。
「瀕死」状態のキャラに、誰かが「トドメを刺す」と宣言した場合、抵抗もできず殺されてしまいます。
もちろん、他のキャラが「トドメを刺す」のを邪魔しようとすることは、できます。
とりあえず、今回はここまで。
本当は、「戦闘以外で呪文を唱えるときのルール」とかもあるのですが、長すぎるので次回以降に回します。
もちろん、現在のルールは「たたき台」なので、ドンドン変えていくつもりです。
ご意見などありましたら、ドンドンどうぞ!
今回は、以上です。
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