今回は、「MTGを使ってTRPGはできないか?」の3回目。

(↓過去2回の記事)
 http://leveler.diarynote.jp/201403132156206161/
 http://leveler.diarynote.jp/201403152223048358/

 TRPGというのは、物語の登場人物になりきって、事件を解決したり、戦ったりするゲームです(「会話とサイコロだけでドラクエをする」みたいな感じ?)。
 (詳しくは↓)
http://bcbweb.bai.ne.jp/~anfc2301/trpg/trpgtohananika.html

 たたき台になるルールを、とりあえず、書いてみます。

■主人公の能力値の決め方
 主人公、つまり、TRPGの世界で冒険する、あなたのキャラ。
 彼らの能力値をどうやって決めるかのルール。

 どんなルールかと言うと――
 主人公の能力値は、使うMTGデッキを決めた時点で、自動で決まります。
 青いカードが多いなら、知力を使うのが得意なキャラ。
 緑が多ければ、腕力が強いキャラになります。
 キャラクターシートを作る必要は、ありません。

 ただし、「主人公の名前、性別、性格などの設定」は、自分で、自由に考えてください。 
 自分のデッキにあった、キャラ設定を作りましょう!

■ゲームスタート!
 キャラができたら、いよいよ、ゲームスタートです。
 基本は、普通のTRPGと同じ。
 GM(ゲームマスター)が用意した事件や敵に、PC(プレイヤーキャラクター=主人公)達が、いどみます。

 普通のTRPGと違う点は、「ゲーム開始時に、シャッフルしたライブラリー(山札)から、カードを7枚ひくこと」です。
 この7枚の手札は、成否判定のときに、利用できます。
 
■成否判定の仕方
 「失敗するかもしれない行動」をするとき、実際に成功したのか失敗したのかを決めるルールです。
 例えば、「矢を射て、的の中心に当てる」等、「運の要素がからんでくる行動」ですね。
 
 基本の判定方法は、「ライブラリー(山札)から、カードを1枚引くこと。」 です
 引いたカードの「点数で見たマナコスト」+「色の修正」を計算します。
 計算結果(=達成値)が、GMの決めた値(=目標値)より上なら、成功です!
 判定後、判定に使ったカードは、墓地に置かれます。
 (難しい行動をする場合、当然、目標値は高くなります。)

・「色の修正」リスト
 筋力に関係する判定の場合。
 (例:大きな岩を動かす。) 
 緑 +5
 赤 +4
 黒 +3
 白 +2
 青 +1

 知力に関する判定の場合。
 (例:古代語を読む。)
 青 +5
 黒 +4
 白 +3
 赤 +2
 緑 +1

 素早さ、運動神経に関する判定の場合。
 (例:馬に乗る。岩壁を上る。)
 赤 +5
 緑 +4
 青 +3
 黒 +2
 白 +1

 手先の器用さ、感覚の鋭さに関する判定の場合。
(例:罠を発見する。聞き耳。)
 黒 +5
 青 +4
 緑 +3
 白 +2
 赤 +1

 カリスマ、信頼度に関する判定の場合。
(例:相手を説得する。)
 白 +5
 青 +4
 緑 +3
 赤 +2
 黒 +1
 
 なお、判定で土地を引いた場合。以下のように、処理します。
 1.その土地を場に出す。
 2.手札にあるカード1枚を選び、それで判定を行う。

 なお、すでに場に出ている土地は、判定開始時に、タップでマナを出すことができます。
 これによって、「出したマナと同じ色のカードによる判定に+1」することができます。

 (例:森2枚から、緑マナ2つを出す。緑のカードを引き、それで判定をするなら、達成地に+2。)

 判定のルールをまとめると、↓のようになります。

 「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成値」>=「目標値」 →成功
 「点数で見たマナコスト」+「色の修正」+「マナの修正」=「達成地」<「目標値」 →失敗  

■休憩に関するルール
 10分の休憩により、カードを1枚引き、場にある土地を、すべてアンタップすることができます。
 1回の休憩で、引けるカードは1枚まで。
 手札が8枚以上になった場合、即座に、7枚になるまで、カードを捨てます。

■戦闘に関するルール  
 基本は、MTGの多人数戦です。
 しかし、ザコ敵の場合、相手を「ハイドラとの戦い」「大軍マジック」のようにしても良いでしょう。
 
 戦闘が始まる場合、まず、手札が7枚になるまでカードを引きます。それが、初期手札です。
 そして、その時点でのライブラリーを、そのままデッキとして、対戦を初めてください。


 すでに場に出ている土地は、戦闘が終わるまで、ゲームから除外してください。

  初期ライフは、基本的に20。
 ただし、トラップなどで、戦闘以外でダメージを受けている場合、20以下で始まることもあります。


 ライフが0になると、「瀕死」状態になります。
 「瀕死」状態では、ライフが1以上になるまで、一切の判定ができません。
 「瀕死」状態のキャラに、誰かが「トドメを刺す」と宣言した場合、抵抗もできず殺されてしまいます。
 もちろん、他のキャラが「トドメを刺す」のを邪魔しようとすることは、できます。

 とりあえず、今回はここまで。
 本当は、「戦闘以外で呪文を唱えるときのルール」とかもあるのですが、長すぎるので次回以降に回します。
 もちろん、現在のルールは「たたき台」なので、ドンドン変えていくつもりです。

 ご意見などありましたら、ドンドンどうぞ!

 今回は、以上です。
MTG専用ブログも更新。ウィンストン・ドラフト 対戦編・後編! http://annkara1402.blog.fc2.com/blog-entry-145.html

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