「MTGでTRPG」 行動判定のルール(2015・8・10~)
2015年8月10日 TRPG コメント (2) 「MTGでTRPG」の新しい行動判定のルールを決定しました。
(でも、このルールにご意見などある方は、コメント欄で言っていただければ。)
ちなみに、TRPGとは? ↓
http://bcbweb.bai.ne.jp/~anfc2301/trpg/trpgtohananika.html
「MTGでTRPG」のルール↓(作りかけ)
http://leveler.diarynote.jp/201504052100466846/
――――――ここからルール文章――――――
ルールの基本は「ライブラリーの上から、カード2枚を公開して、点数で見たマナコストを比較する。」こと。
2番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」が、1番目に公開したカード以上なら、成功です。
・行動判定の流れは、以下の通り。
1.GMが、判定の種類と難易度(0~3)を決める。
2.判定を行うプレイヤーは、ライブラリーの上から2枚のカードを公開。
1番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、難易度(0~3)を足す。
これが、目標値。
3.2番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、判定ごとの「色の修正」を足す。
これが、達成値。
4.達成値と目標値を比べる。
達成値が目標値以上(同値ふくむ)なら、判定成功。
達成値が目標値未満なら、判定失敗。
つまり――
判定成功:目標値<=達成値
判定失敗:目標値>達成値
5.公開した2枚のカードは、ランダムな順番で、ライブラリーの一番下に置く。
・判定の種類
交渉の白判定:交渉
白いデッキが得意として、敵対色(赤黒)が苦手とする。
上手く交渉できるか? 上手く、相手を説得できるか?
例: 魔物退治のため、村の宝である剣を、貸してもらえるか?
聞き込みで相手から情報を聞き出せるか?
知力の青判定:
青いデッキが得意として、敵対色(緑赤)が苦手とする。
思い出せるか? 知っているか? 推理を上手くできるか?
例:古代魔法語を読めるか?
モンスターの弱点を知っているか?
器用の黒判定
黒いデッキが得意として、敵対色(白緑)が苦手とする。
上手く、細かい作業ができるか?
上手く、道具を使えるか?
例: 針金で、カギを開けられるか? 薬草を調合できるか?
瞬発の赤判定
赤いデッキが得意として、敵対色(白青)が苦手とする。
とっさの動きができるか?
素早く判断できるか?
とっさの思いつき、第六感が働くか?
例:一瞬前に、相手の奇襲に気付けるか?
短距離走など、瞬発力のいる運動をうまくできるか?
ピンチの場面で良い考えが思いつくか?
身体の緑判定
緑のデッキが得意として、敵対色(青黒)が苦手とする。
肉体を使って、重いモノを動かせるか?
毒に抵抗できるか?
匂いに気付くか?
観察して、何かを見つけられるか?
例:道をふさぐ岩を動かせるか?
食べてしまった毒に耐えることができるか?
「一瞬の動きではない運動」をうまく行えるか?
・「色の修正」の表(8・18修正)
得意な色なら+3、その友好色なら+2、敵対色なら+1。
交渉 知力 器用 瞬発 身体
白: +3 +2 +1 +1 +2
青: +2 +3 +2 +1 +1
黒: +1 +2 +3 +2 +1
赤: +1 +1 +2 +3 +2
緑: +2 +1 +1 +2 +3
上の横列が、判定の種類。
左の縦列が、2番目に公開したカードの色。
交点が「色の修正」
・達成値を決めるとき、2色以上のカードが出た場合、どの色としてあつかうかは、ランダムに決める。どちらの色としてあつかうかを決めることができる。
例:身体判定で公開したカードが、緑と青のカードだった場合。緑としてあつかうか、青としてあつかうか、コイントスなどで、ランダムに決める。
緑あつかいになれば、達成値の計算時に+3修正を得られる。
青あつかいなら、+1修正しか得られない。(2016.9.6.ルール修正)
・公開したカードが無色だった場合、判定の種類にかぎらず修正は「+0」である。
・判定前、土地を1枚生贄に捧げることで、達成値に「+1」の修正を加えることができる。
この能力は、1回の判定につき、3回までしか使えない。
・ライブラリー上にあるカードを、プレイヤーが知っている場合、目標値を決める手順の前に、プレイヤーに知られているカードをすべて追放する。
(なお、ライブラリーのカード全ての順番がプレイヤーに知られている場合は、GMが、適当な数字(できるだけ順番操作の影響がないよう考える)を宣言して、その枚数のカードを追放する。)
ここで追放したカードは、判定終了後にライブラリーの上に戻す。
また、判定の手順中は、ライブラリーの一番上を公開する効果を無視する。(2016.7.19追加)
・2人のキャラが対決をする判定のルール(2016.8.23.追加)
例えば「2人のキャラが力比べをする」等の場合に使います。
手順は以下の通り。
0.GMが判定の種類を決める。
1. 2人のキャラは、それぞれのライブラリーの一番上のカードを1枚公開。
公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、判定ごとの「色の修正」を足す。
これを、達成値とする。
2.2人の達成値を比べる。
達成値が高いほうが勝利。
2人が達成地が同じ値だった場合、公開したカードを取り除いた上で、再び1~2の手順を行う。
3.公開した全てのカードを、ランダムな順番で、オーナーのライブラリーの一番下に置く。
――――――ここまでルール文章――――――
「MTGでTRPG」のルールに関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄でご指摘いただけると嬉しいです。
今回は以上です。
(でも、このルールにご意見などある方は、コメント欄で言っていただければ。)
ちなみに、TRPGとは? ↓
http://bcbweb.bai.ne.jp/~anfc2301/trpg/trpgtohananika.html
「MTGでTRPG」のルール↓(作りかけ)
http://leveler.diarynote.jp/201504052100466846/
――――――ここからルール文章――――――
ルールの基本は「ライブラリーの上から、カード2枚を公開して、点数で見たマナコストを比較する。」こと。
2番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」が、1番目に公開したカード以上なら、成功です。
・行動判定の流れは、以下の通り。
1.GMが、判定の種類と難易度(0~3)を決める。
2.判定を行うプレイヤーは、ライブラリーの上から2枚のカードを公開。
1番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、難易度(0~3)を足す。
これが、目標値。
3.2番目に公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、判定ごとの「色の修正」を足す。
これが、達成値。
4.達成値と目標値を比べる。
達成値が目標値以上(同値ふくむ)なら、判定成功。
達成値が目標値未満なら、判定失敗。
つまり――
判定成功:目標値<=達成値
判定失敗:目標値>達成値
5.公開した2枚のカードは、ランダムな順番で、ライブラリーの一番下に置く。
・判定の種類
交渉の白判定:交渉
白いデッキが得意として、敵対色(赤黒)が苦手とする。
上手く交渉できるか? 上手く、相手を説得できるか?
例: 魔物退治のため、村の宝である剣を、貸してもらえるか?
聞き込みで相手から情報を聞き出せるか?
知力の青判定:
青いデッキが得意として、敵対色(緑赤)が苦手とする。
思い出せるか? 知っているか? 推理を上手くできるか?
例:古代魔法語を読めるか?
モンスターの弱点を知っているか?
器用の黒判定
黒いデッキが得意として、敵対色(白緑)が苦手とする。
上手く、細かい作業ができるか?
上手く、道具を使えるか?
例: 針金で、カギを開けられるか? 薬草を調合できるか?
瞬発の赤判定
赤いデッキが得意として、敵対色(白青)が苦手とする。
とっさの動きができるか?
素早く判断できるか?
とっさの思いつき、第六感が働くか?
例:一瞬前に、相手の奇襲に気付けるか?
短距離走など、瞬発力のいる運動をうまくできるか?
ピンチの場面で良い考えが思いつくか?
身体の緑判定
緑のデッキが得意として、敵対色(青黒)が苦手とする。
肉体を使って、重いモノを動かせるか?
毒に抵抗できるか?
匂いに気付くか?
観察して、何かを見つけられるか?
例:道をふさぐ岩を動かせるか?
食べてしまった毒に耐えることができるか?
「一瞬の動きではない運動」をうまく行えるか?
・「色の修正」の表(8・18修正)
得意な色なら+3、その友好色なら+2、敵対色なら+1。
交渉 知力 器用 瞬発 身体
白: +3 +2 +1 +1 +2
青: +2 +3 +2 +1 +1
黒: +1 +2 +3 +2 +1
赤: +1 +1 +2 +3 +2
緑: +2 +1 +1 +2 +3
上の横列が、判定の種類。
左の縦列が、2番目に公開したカードの色。
交点が「色の修正」
・達成値を決めるとき、2色以上のカードが出た場合、どの色としてあつかうかは、ランダムに決める。
例:身体判定で公開したカードが、緑と青のカードだった場合。緑としてあつかうか、青としてあつかうか、コイントスなどで、ランダムに決める。
緑あつかいになれば、達成値の計算時に+3修正を得られる。
青あつかいなら、+1修正しか得られない。(2016.9.6.ルール修正)
・公開したカードが無色だった場合、判定の種類にかぎらず修正は「+0」である。
・判定前、土地を1枚生贄に捧げることで、達成値に「+1」の修正を加えることができる。
この能力は、1回の判定につき、3回までしか使えない。
・ライブラリー上にあるカードを、プレイヤーが知っている場合、目標値を決める手順の前に、プレイヤーに知られているカードをすべて追放する。
(なお、ライブラリーのカード全ての順番がプレイヤーに知られている場合は、GMが、適当な数字(できるだけ順番操作の影響がないよう考える)を宣言して、その枚数のカードを追放する。)
ここで追放したカードは、判定終了後にライブラリーの上に戻す。
また、判定の手順中は、ライブラリーの一番上を公開する効果を無視する。(2016.7.19追加)
・2人のキャラが対決をする判定のルール(2016.8.23.追加)
例えば「2人のキャラが力比べをする」等の場合に使います。
手順は以下の通り。
0.GMが判定の種類を決める。
1. 2人のキャラは、それぞれのライブラリーの一番上のカードを1枚公開。
公開したカードの「点数で見たマナコスト」に、判定ごとの「色の修正」を足す。
これを、達成値とする。
2.2人の達成値を比べる。
達成値が高いほうが勝利。
2人が達成地が同じ値だった場合、公開したカードを取り除いた上で、再び1~2の手順を行う。
3.公開した全てのカードを、ランダムな順番で、オーナーのライブラリーの一番下に置く。
――――――ここまでルール文章――――――
「MTGでTRPG」のルールに関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄でご指摘いただけると嬉しいです。
今回は以上です。
コメント
こちらで設定する難易度が3段階なので、成功してほしいところと運に任せたい部分がすごく切り分けやすいです!
進行中に急に発生する判定にも対応しやすい!
コメント&ルールへの評価、ありがとうございます!
>新判定ルールは非常にシーンに組み込みやすいです。
そう言っていただけると、嬉しいです。
私自身は、ルール製作者なので、シナリオを作っていても、その辺りは、気づきにくいのですよね。
>進行中に急に発生する判定にも対応しやすい!
これは、良いですよね。
まだ、新ルール使用のシナリオで「とっさの判定」というのはないですが、やりやすくなったと思います。
前の判定だと、目標値を下手に決めると、すぐに「ほぼ絶対成功しない」とか「ほぼ100%」成功するとかになってしまっていました。
新ルールなら、1~3の範囲で決めれば、とりあえずはGMの意図した難易度になるので良いと思います。
(若干、範囲が狭く見えるかもしれませんが、判定で、目標が1違うというのは、結構大きいので、大丈夫だと思います。)