今回は、【MTG公式記事】「貪食」の感想。
 MTGの多人数戦のバランスって、難しいですよね……。


↓「貪食」 
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0019028/
↓「MTGでTRPG」のルールページ
http://leveler.diarynote.jp/201705012237535000/

 ストーリーを簡単に言うと中ボスの悪魔ラザケシュを、リリアナ、ジェイス、ニッサ、チャンドラ、ギデオンの5人がかりで倒すというモノ。
 ラザケシュは、かつて契約を交わしたリリアナの身体を、操る能力を持っている!
 普通の戦闘力も強い!

 しかし!
 リリアナ側(ゲートウォッチ)は、5人もいる!
 ラザケシュは強いが、5人を同時にさばくのは、さすがに無理!

 最後は、リリアナによる、オーバーキル気味のワニ・ゾンビ攻撃で敗北。
 
 これと似た光景を、私は、何度も見たことがあります
――個人的に作っている「MTGでTRPG」のセッションで。

↓「MTGでTRPG」テストシナリオ「PWは二度死ぬ」メインページ
http://sandandehana.diarynote.jp/201705142317036400/

 「MTGでTRPG」のボス戦は、大抵「ボス1体vs主人公のキャラ複数」のMTG対戦です。
 でも、MTGで「1人vs2人以上」の多人数戦は、ゲームバランスをとるのが難しいんです!
 ボスがそこそこ強くても、今回のラザケシュみたいに「主人公側が多すぎて対処しきれない!」となってしまいます。
 全体除去などで、主人公全員を妨害しても、止めを刺すには、それぞれの20点ライフを全部削らないといけません。

 ラザケシュも、心の中で「MTGのルールで、こんなん無理ゲーや」と思っていたのではないでしょうか?
 やっぱり、プレインズウォーカーが同盟を結ぶと、強い!

 ……だが、それでも、次に出てくるボーラス様には勝てる気が全くしないから不思議。

 今回は、以上です!


----------------東方MMDネタ帳-----------------------
稀神サグメさん「(客席で)……人気のお笑いコンビのネタが始まるわ。
         今日の新ネタは面白いのかしらね?」
鈴瑚「サラッと営業妨害しますね、サグメ様」


東方ニコ童祭まで後7日

コメント

ズツキ
2017年6月17日0:37

難しいですよね。自分も未だ試行錯誤です。
自分はプレイヤーに整理券を配るようなシステムとか考えました
これからも是非意見交換等させて下さい。

レベラー
2017年6月17日16:40

>ズツキさん
 コメント、ありがとうございます!

 方向性は違えども、MTGを元にしたTRPGを作る者同士、ぜひ、これからも意見交換をさせていただきたいですね。 

>自分はプレイヤーに整理券を配るようなシステム
 興味がありますね!
 具体的に、どのようなシステムなのですか!?

ズツキ
2017年6月17日21:07

ありがとうございます。
自分のゲームは、元からマジック戦闘とTRPG戦闘の両方でした。
初期の戦闘はソードワールドと同じ感じで、戦闘の重要性が少なくプレイヤーはマジックのステータスを伸ばしてばかりで一般戦闘には目を配りませんでした。
で、プレイヤーはこぞってマジックの戦闘を我先にとやりたいと言うので、魔術師の掟を作り、善悪を越えてタイマンじゃないとプレインズウォーカー組合みたいなのにボコされますよってルール作りました。
タイマン以外でデュエルすると罰を受けるという縛りを作って、常に1対1で戦わせたんです。
それがメルカディアンマスクスからオデッセイ辺りでプレイしていた時代です。

最新のルールでは、デッキを開いてマナリンクを確立出来る状態になるのに一分の集中が必要にしました。
またその際、敵対するパーティーから一人であれば、集中完了時に同調してデュエル状態に移行する事が出来るようにしました。

戦闘ターンは4ターンです。
デッキを開くとダメージがHPからLPに与えられるようになり、デッキを使うキャラクターは何もかもがデュエル時のプレイヤーと同じ扱いになります。

集中している最中は何も出来ないので他のプレイヤーに守ってもらうため、大体デュエルに入れるのは必然的に一人になります。

また敵がGM都合でデュエルする場合、同調のルールでプレイヤー達は話し合い、一人だけデュエル状態になる事を許可しました。

デュエル状態じゃなくても一緒に戦いたいというキャラクターの為に、クリーチャーとしてのステータスもキャラクターシートに付与しました。
これにより、デュエル中、ショック一発で死ぬというリスクを背負ってもデュエルに参加するか否かの選択肢をプレイヤーに与えられました。

長くてすみませんでした。つまり自分としては、プレイヤーが敵より多くデュエルに参加するのを防ぐ為、ルール的な縛りを作って対処し、味方が負けたら次が出るという方式をとりました。
最近は、ルールだけじゃ縛り辛い場面も出て来るので、ゲームデータ的なリスク(敵より多くの戦闘参加希望者は貧弱クリーチャー扱い)を背負わせるという手段に出て、味方キャラクターがタイマンするのを他のプレイヤーが見守るという方式を作り出しました。

本当に長くてすみません。

レベラー
2017年6月17日21:39

>ズツキさん
 詳しく説明していただき、ありがとうございました!

 MTGのルール的に1vs1の方が、バランス調整しやすいですもんね!
 フレーバー的にも、ルール的には、1vs1にするように、ゲームを設計しておられるわけですね!
 
 そして、プレイヤーの内1人が倒されたら、次のプレイヤーが戦うことになるーーと。
 (後は、プレイヤー1人目が勝ってしまうと、他のプレイヤーがMTGできなくなる点を改善できれば、さらに良くなりそうですね!)

 参考になりました!
 ありがとうございます!

 後、リプレイを見ていて思ったのですが、ゲーム世界にも「MTGのカード」というモノがあるのですか?

ズツキ
2017年6月17日23:12

ありがとうございます。
テーブルトークのゲーム世界的にも、カードはありますよ。
マジックのカードは、それぞれ一つの呪文を表しています。
ハールーンのミノタウロスというカードであれば、ハールーンのミノタウロスを召喚する魔法を表すカードというわけですね。
自分のテーブルトークでも、カード一枚が一つの呪文を表している事は変わりません。
マジックのカードのテーブルトーク内での形態のイメージとしては、主に巻物という形態を考えておりますが、デュエル中の事も考えて呪文書の1ページ分くらいの質量で行こうかなとも思っています。

だらだら長くなってしまいましたが、カードはテーブルトーク内でも呪文一つ分の役割を果たし、形態としても巻物一枚分位です。

またテーブルトーク中でのカード魔法は、土地から引き出されたマナをつぎ込まないと使えない程の膨大な魔力が必要としています。

オデッセイ辺りのプレイの時に、石の雨を何枚もデュエル以外で使用して建造物を破壊し、オタリアにある遺跡を一つ壊滅させてシナリオを完了させるという選択肢を取ったプレイヤーがいたからですね。
また、クリーチャーの扱いも慎重になりました。
維持判定等が制定され、プレイヤーも強力な召喚呪文は使えるけど、長くは頼れない仕様になっています。

自分のゲームではカード魔法はプレインズウォーカー以外にも使えるし強力だけど、一般の魔法やアビリティーと違ってかなり必殺性と代償が大きいんだよという仕様になっています。

そこら辺のルールはかなり長く考えましたが、今はホームページのルールの表記の整理で頭を使ってます。

レベラー
2017年6月17日23:32

>ズツキさん
 素早くお答えいただき、ありがとうございます!
 巻物か呪文書1枚が、実際にあるのですね!

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索