今回も、「MTGでTRPG」のルールについて考えます。
 冒険パートに出てくるNPC(主人公以外のキャラ)や、物や建物などは、MTGで言えば何に当たるか?
を考えます。
 例えば、NPCがクリーチャーあつかいであるとルールで決めた場合。
 それだけで、クリーチャー除去の対象になったり、オーラ(クリーチャー)を付けたりできるわけです。

↓「MTGでTRPG」のルールページ(もくじ)
http://leveler.diarynote.jp/201705012237535000/
↓そもそもTRPGとは? (ニコニコ大百科参照)
http://dic.nicovideo.jp/a/trpg


●すでに決定していること
1.NPCは、基本的にクリーチャーあつかい。
 ルールでは明記されていないはずですが、今までのテストシナリオでは、基本的にNPCはクリーチャーあつかいでした。
 例外としては、敵キャラのNPCが、PCなどと同じプレイヤーあつかい(1つのデッキ=1人のNPC)。
 あるいは、プレインズ・ウォーカーカードあつかいのNPCなどもいます。
 ↓参考「NPCのコントローラーが必要な場合のルール」
 http://leveler.diarynote.jp/201604042238278055/

2.冒険シーンで手にいれた魔導書やアーティファクトなど(アイテムカード)は、統率者領域にあるカードあつかい。
 冒険シーンで、PCが、魔導書やアーティファクトを手に入れる場合があります。
 その場合、実際にカードを手札に加えたりするのではなく「統率者領域にそのカードがある」ものとしてあつかいます。
 例えば、アーティファクトの「マナリス」を手に入れた場合。
 3マナ払えば、統率者領域から、「マナリス」を唱えることができます。
 詳しいルールは↓
 http://leveler.diarynote.jp/201609201425141260/

●まだ、あつかいが決定していないモノ
1.冒険パートで出てくる、アイテムカード以外の物、道具。
 アーティファクト破壊の対象になるのか?
 クリーチャーで攻撃して破壊できるのか?
 行動判定によって破壊できるのか?
――等を決める必要があります。
 個人的には、「アーティファクト破壊、クリーチャーによる攻撃、行動判定での破壊」を全部可能にした方が良いと思っています。
 ただし、そのためには、物にタフネスを設定しないといけなくなります。
 物にタフネスがあるということはクリーチャーあつかいになり「クリーチャー破壊や、-1/-1カウンターでモノを破壊する」という、一種奇妙なことが起こる可能性も……。
 いや、それでも良いのかな?

2.土地や建物、施設などのあつかい。
 個人的には、これらは「土地カード」あつかいにしたいと思っています。
 前の記事に書いたように「土地破壊=施設などの本来の機能を停止状態にすること」というイメージ。
 
3.壁などのあつかい。 
 個人的には、「パワーを持たないアーティファクト・クリーチャーの集合体」としてあつかいたいと思っています。
 例えば、10mの壁の場合、「2mごとに、1体のクリーチャー」としてあつかう感じですね。
 つまり、「アーティファクト破壊や、クリーチャーの攻撃1回で、2m四方の穴が開く」ことになります。
 ただし、この場合も、クリーチャーあつかいすることにより「壁をクリーチャー破壊で壊す」というような、ちょっと不思議な現象が起こってしまいます。
 さて、どうしたものか……。
 
 皆さんは、冒険パートに出てくる物、建物、壁などを、ルール上、どのようにあつかったら良いと思いますか?(他力本願)
 「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のフォーマットです。
 ルールに関する、ご意見・ご感想等もコメント欄に書いていただけると嬉しいです。
 今回は、以上です!

----------------東方MMDネタ帳-----------------------
博麗霊夢「あんた(サグメ)の分霊の祠だけど、
     夏場は結構人気なのよ」
清蘭「地上でも人気とは、さすがサグメ様です!」
鈴瑚(月の民であるサグメ様が地上で人気とはちょっと意外。
    一応、幻想郷を侵略しようとしたのに!)

霊夢「穢れ除けのおかげで、周りに蚊が少ないのよね。
   後、エアコンも効いてるし」
稀神サグメさん「……」

コメント

梅澤の十手
2017年8月2日3:59

物品や壁に関してはタフネス設定まではいいとしてもクリーチャー設定は反対ですね。
全体破壊呪文の巻き添えで壊れるとかならまだ納得できますが、マイナス補正や布告での崩壊は不自然極まりないと思います。
それ認めちゃったら、ギデオンでも壊せないものがヴェリアナで壊れるなんて事態が起きかねませんし。

re-giant
2017年8月2日8:52

> クリーチャーあつかいすることにより「壁をクリーチャー破壊で壊す」
> というような、ちょっと不思議な現象が起こってしまいます。

昔のマジックを知っているとなんら違和感を覚えないんですよねー(笑)
例:「《石の壁/Wall of Stone》を《恐怖/Terror》で破壊します」

ただこのフレイバーが不自然であるとウィザーズが判断したがゆえに
壁(Wall)は廃止されたので、やっぱりクリーチャー扱いは無しかもしれません

レベラー
2017年8月2日19:35

>梅沢の十手さん
 コメント&ご意見、ありがとうございます!

 やはり、私以外の方から見ても「壁がマイナス補正で死ぬ」とかは不自然のようですね。
 それと、今思いつきましたが「《巨大化》が使われた壁に攻撃すると、熊が死ぬ」という意味不明事態も考えられますね。

 「物や壁はタフネスを設定するが、クリーチャーあつかいしない」ルール案を考える必要がありそうですね。
 ただ、「タフネスはあるのにクリーチャーじゃない」パーマネントを作ると、MTGのルール的にややこしくなる危険がありそうで、その点だけは怖いですね。

 いっそ、「物や壁はアーティファクトあつかい。”破壊点”を決めて、それ以上のパワーで攻撃されたら破壊される」とする?
 ただ、”破壊点”というMTGに存在しないルールを作るというのも、心配と言えば心配ですし……。

レベラー
2017年8月2日19:53

>re-giantさん
 コメント&ご意見、ありがとうございます!

 そういえば、昔あった壁はアーティファクトとは限らないから、「恐怖」でも死ぬのでしたねw
 まあ、不自然ですよねw

 ただ、言われるように、MTGをしている我々からすると、そんなに気にならないかも。
 馬が剣を装備したり、ゴーレムに「精神支配」したりすることもできる世界ですし。
 
 私自身「MTGでTRPG」で、リアリティは、そんなに重視していません。
 (重視しているのは、MTGらしさと、シンプルさですね。)
 それを考えると、多少不自然でも「道具はアーティファクトクリーチャーあつかい」でも良いのかもしれませんね。

 ただ、「「精神支配」で道具や壁のコントロールを得る」等、ゲーム処理的に難しい事態が起こる可能性も……。
 
 さて、どうしたものでしょうか……。

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