今回は、↓先週の続き。
http://leveler.diarynote.jp/201708292131135903/

 TRPGで必須の判定を「MTGでTRPG」で行うなら、どの色の判定で行うか?を考えます。
 例えば、「扉に罠があるかどうかを調べる判定」は、交渉の白判定、知力の青判定、利用の黒判定、瞬発の赤判定、身体の緑判定の内、どれで行うか? 
――ということですね。

↓「MTGでTRPG」のルールページ(もくじ)
http://leveler.diarynote.jp/201705012237535000/
↓現在の「MTGでTRPG」の行動判定ルール
http://leveler.diarynote.jp/201705042056049372/
↓そもそもTRPGとは? (ニコニコ大百科参照)
http://dic.nicovideo.jp/a/trpg


 とりあえず、手元にあるTRPGルールブック・ソードワールド2.0の判定を、「MTGでTRPG」に当てはめてみます。
 (「MTGでTRPG」で使いそうな判定のみ。)
 どの色の判定に割り振るかの基準は↓
http://leveler.diarynote.jp/201708292131135903/

・物や足跡を隠す判定。(隠ぺい判定)
 秘密、隠すことに関係があるので「利用の黒判定」。 
 自然の中なら、「身体の緑判定」の可能性もありますね。

・NPCを手当てする判定。(応急手当判定)
 仲間を治すので、「交渉の白判定」でしょうね。
 医学的な知識が必要な場合は「知力の青判定」の可能性もありますが。
 (なお、ソードワールド2.0と違って、この判定をPCには使えないとした方が良いでしょうね。
  カードを使わずに誰でもライフ回復できるのは、ゲームバランス的にマズそう。)

・扉や宝箱の鍵を開け、罠を解除する判定。(解除判定)
 盗賊関係は、基本的に「利用の黒判定」でしょうね。
 ただ、機械的な罠なら「知力の青判定」。
 自然の中の罠なら「身体の緑判定」を使いそうです。

・スリ、泥棒を見つからずに行う判定。
 目的のためなら犯罪もいとわない行動なので、「利用の黒判定」でしょうね。

・変装判定。
 これも「利用の黒判定」ですね。

・罠を設置する判定。
 罠の種類によりそう。
 自然を利用した罠なら「身体の緑判定」。
 機械仕掛けの罠なら「知力の青判定」になりそう。

・受け身で、落下ダメージを減らす判定。
 これは、「身体の緑判定」ですね。

・気配を消して動いたり、自分自身が隠れたりする判定。
 隠れる関係は、色の役割からすると「利用の黒判定」ですね。
 自然の中なら「身体の緑判定」の可能性があるのは、足跡などを隠す判定と同じ。

・罠や攻撃を回避するための判定。
 とっさの動きと判断なので「瞬発の赤判定」ですね。
 まあ、「MTG主体のゲームで、攻撃を回避できるのは良いのか?」とも思いますが。
 今までテストシナリオからすると、少なくとも冒険パートでする分には結構問題なさそうです。

・軽わざ、バランスの悪い足場で動作するなどの判定。
 身体を使う判定は「身体の緑判定」でしょうね。
 ジャンプなどの一瞬の動きや、とっさの行動なら「瞬発の赤判定」だと思いますが。

・相手に気づかれずに尾行っ出来るかの判定。
 隠れる関係は「利用の黒判定」ですね。

・足跡などを見失わずに追いかけられるかの判定。
 「目の前にあるものを観察する」系の判定は「身体の緑判定」ですね。

・小さな音を聞く。遠くの会話を聞き分けるなどの判定。
 これも、「身体の緑判定」でしょうね。
 身体を使いますし、目の前の何かから情報を得ようとしているので。
 青も情報収集の色ですが、青の情報収集は「文献や図書館で調べる」というニュアンスだと思います。 
 なので、これは緑の判定のテリトリー――のハズ。

・不意打ちや、差し迫った危機を、直前に感知する判定。
 とっさの動きや、第六感的なことは「瞬発の赤判定」ですね。

・対象に関する知識を持っているかどうかの判定。
 これは「知力の青判定」ですね。

・道具や建物の構造や素材名が分かるかどうかの判定。
 知識なので「知力の青判定」ですね。
 ただ、自然素材なら「身体の緑判定」の可能性も。

・隠されている罠やモノを探す判定。
 隠す関係なので「利用の黒判定」?
 あるいは、目の前にある物を観察して探すので「身体の緑判定」?

・地図の制作が上手くできるかの判定。
 室内なら、間違いなく「知力の青判定」ですね。
 自然の中だと、「身体の緑判定」の可能性も出てきますね。

・これからの天気を予想する判定。
 これは、「身体の緑判定」か「知識の青判定」か微妙。
 湿気の感覚などで予想してるなら緑。
 気象学的な知識で予想しているなら青ですかね?
 個人的には青の方が強いような気がしますが。

・病気のヒトを診察して、その病気と治療法を知っているかどうかの判定。
 これは、間違いなく「知力の青判定」だと思います。

・本を読んで、そこから必要な情報を見つける。
 これも、間違いなく「知力の青判定」ですね。

・アイテムや宝物の価値、使い方を知ることができるかどうかの判定。
 これも間違いなく「知力の青判定」だと思います。

 多い少ないの格差がスゴイ……。
 交渉の白で判定できるのは1つ。
 瞬発の赤は、大事そうな判定だけど、数個。
 利用の黒は普通くらい。
 そして、知力の青と身体の緑が圧倒的に多い!!

 各色の判定に有利不利が出ないように、調整しないといけないですね。


 「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のフォーマットです。
 ルールに関する、ご意見・ご感想等もコメント欄に書いていただけると嬉しいです。

 今回は、以上です!


----------------東方MMDネタ帳-----------------------
鈴瑚「東方天空璋、やっと買えましたよ」
稀神サグメさん「……(見てる)」

鈴瑚「(プレイしながら)完全無欠モードがない分、
   紺珠伝と比べれば、難しくなさそうですね。」
サグメさん「……(身を乗り出して見てる)」

鈴瑚「(EXプレイしながら)6面クリアしたのに、
   何か負けた感じのストーリーになってますね。
   あ、EXボスの弾幕が始まりました。」

サグメさん「……そこは位置取り変えた方が楽――アッ
      言及しちゃった」
鈴瑚(ピチューン。撃墜。)
    



コメント

雪
2017年9月5日11:41

やる事の少ない白でやれそうなことを考えたところ

規模の大きい集団の統率を取る
大規模戦闘の指揮、戦略
礼儀作法
看護

あたりを思いついたので、とりあえず

雪
2017年9月5日13:35

あと、判定について考えた事

シナリオ開始時にキャラクターの職業を決める(前回までの展開等で変わりうる)(サブ職業もあり得る?)
判定時にGMが、その職業だと 出来る/出来ない を決める
無色、多色のカードは「出来る」なら+5「出来ない」なら+0(サブ職業で「出来る」だと+3?)

とかだと、無色多色のカードの扱いが簡単になるかな、と

レベラー
2017年9月5日19:26

>雪さん
 コメント&ご提案、ありがとうございます!

>規模の大きい集団の統率を取る
>大規模戦闘の指揮、戦略
>礼儀作法
>看護
 白判定で出来そうなことも、案外ありますね!
 特に、礼儀作法や看護は、多くのシナリオで使いそうです。
 後、このご提案を見て思いついたのですが、記事内にある「病気の診察」とかも、青ではなく白の判定にしても良いかもしれませんね。
 
>シナリオ開始時にキャラクターの職業を決める(前回までの展開等で変わりうる)(サブ職業もあり得る?)
>判定時にGMが、その職業だと 出来る/出来ない を決める
>無色、多色のカードは「出来る」なら+5「出来ない」なら+0(サブ職業で「出来る」だと+3?)

 職業というアイデアは良いですね!
 少なくとも、追加ルールでは取り入れさせてもらいたいと思います。

 ただ、判定で多色と無色のカードが出た場合「職業基準で修正を決める」という点は、もう少し考えさせてください。 
 特に「達成値で土地が出たら、どの判定でも達成値0」という点は残しておきたいのです。
 どんなにその行動が得意なキャラでも、失敗する可能性を残しておきたいからです。

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