◆「MTGでTRPG」基本ルール2章 ゲームの流れ (2018年5月版)◆
2018年4月30日 TRPG
◆2章 「MTGでTRPG」のゲームの流れ ◆
会話によってストーリーを進め、クライマックスではボスと魔法で勝負(=MTG対戦)します。
GMが用意するシナリオによっては、戦闘が2つ以上ある場合もありますが、基本的にはこの流れです
●第2章- 1節 具体的なゲームの流れ
①スタンバイ
まず、デッキのメインボードの中から、3枚のカードを選びます。
3枚の組み合わせは自由ですが、必ず「他のカードと混同しない3枚」を選んでください。
デッキにちょうど3枚入っているカード。
あるいは、基本土地の内3枚だけを、裏向けにスリーブに入れたり、フルアートにしておいたりする等ですね。
出来るだけ↓の3つの内、上にある選び方をしてください。
・デッキにちょうど3枚入っているカード1種類
・デッキに2枚入っているカードと1枚入っているカード、計2種類
・デッキに1枚入っているカード3種類
行動判定の際に、選んだカードが出ると自動成功や自動失敗となります。
↓行動判定について詳しくは
http://leveler.diarynote.jp/201805072215569815/
後は、通常のMTGの試合と同様に、「自分のターンの、戦闘前メイン・フェイズ」まで進めてください。
つまり、デッキをシャッフルしてライブラリーとし、手札を7枚引くということです。
先手あつかいなので、1ターン目のドローはありません。
プレイヤーが複数人いる場合は、全員がチームメイトとしてあつかいます。
ターンの進行は、チーム単位で行いますが、リソース(ライフ、マナ、手札等)は共有されません。
②ゲーム開始
GMが、PCがおかれた初期の状況を説明します。
例えば、「盗まれた魔法アイテムを取り返す依頼を受けた。」「道を歩いていると、ゴブリンが女性を襲っているのを見かけた。」等です。
③冒険パート(=ストーリーの進行)
初期の状況に対して、あなたのPCは、どう行動しますか?
依頼人に質問をする? 呪文を唱える? それとも、ゴブリンをクリーチャーで攻撃する?
自分のPCが行う行動を、GMに伝えて下さい。
GMは、PCの行動によって、どのように状況が変化したかを教えてくれます。
そして、変化した状況に対して、あなたのPCが、また行動する。
ボスにたどり着くまで、上記のような流れが繰り返されます。
例えば、
GM「盗まれた魔法アイテムを取り返す依頼を受けた」
PC「依頼人に、盗まれた魔法アイテムについて聞く」
GM「依頼人が『とある邪教から没収したオーブだ』と答える」
PC「邪教のアジトを探しに行く」
……
という流れです。
シナリオの内、GMとの会話でストーリーを進める部分のことを、冒険パートと呼びます。
シナリオによっては、冒険パートが複数に分かれていたり、冒険パートの間に小さな戦闘パートが入ったりすることもあります。
④戦闘パート(=MTG対戦)
シナリオのクライマックスは、MTG対戦です。
フレーバーとしては「魔法を使って、ボスと戦う」ということになります。
シナリオの内、MTG対戦をする部分のことを、戦闘パートと呼びます。
基本的には、通常のMTGと同じルールで、GMが演じるボスキャラと対戦します。
しかし、冒険パートでライフや手札が減った場合は、そのままのライフ・手札枚数でMTG試合を開始します。
(ただし、初期ライフは最低でも10点、初期手札は最小でも5枚。)
魔法(=MTG対戦)でボスキャラを倒せば、シナリオはハッピーエンド。
ゲーム終了です!
なお、GMは、戦闘パートに至るまでに「だいたい、ボスと互角になるくらい」までPCを痛めつけるよう、シナリオを組んで下さい。
そして、戦闘パートでは全力で戦ってください。
「MTGでTRPG」も、MTGのフォーマット。
GMも、公平な条件で、PC(あるいはPC達)に勝利することを目指しましょう!
●第2章- 2節 各パートの最後には「リセット」
冒険パートおよび戦闘パートの終了時には、「リセット」が行われます。
「MTGでTRPG」におけるカギカッコつきの「リセット」とは、簡単に言うと、「自分がオーナーのカードを、すべてライブラリーに戻してシャッフル。その後、「リセット」前と同じ枚数の手札を引き直す。」ということ。
「リセット」の手順は以下の通り。
1.自分がオーナーであるカードを、すべてライブラリーに戻す。
すべてのカードおよびパーマネントを、オーナーのライブラリーに戻す。
呪文としてスタックに乗っている、待機中、コントロールを奪われている等の場合も、戻す。
2.サイド・ボードを使用。
ライブラリーのカードと、サイド・ボードのカードを入れかえてもよい。
3.ライブラリーをシャッフルする。
4.1でライブラリーに戻した元の手札と同じ枚数、手札を引く。
マリガンなどは、通常のルール通り。
5.紋章やエネルギーカウンター等を取り除く。
その他「PC側に有利になるモノ」があった場合は、それを取り除く。
(「対戦相手の次のターンを操る」「次のゲーム開始時に3点ダメージを与える」等の効果も、リセットされる。)
ダメージや毒カウンターなど「PCに不利になるモノ」は、そのまま。
なお、「リセット」中に、優先権を得るタイミングはありません。
1~5の間に、呪文を唱えたり能力を起動したりする等はできません。
↓「MTGでTRPG」基本ルール もくじ
http://leveler.diarynote.jp/201804172303266378/
↓基本ルール 1章 プレイヤーキャラクター(PC)の作成
http://leveler.diarynote.jp/201804242219421197/
↓基本ルール 3章 冒険パートのルール
http://leveler.diarynote.jp/201805012307027615/
「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のハウスルール(遊び方)です。
「MTGでTRPG」に関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。
今回は、以上です!
会話によってストーリーを進め、クライマックスではボスと魔法で勝負(=MTG対戦)します。
GMが用意するシナリオによっては、戦闘が2つ以上ある場合もありますが、基本的にはこの流れです
●第2章- 1節 具体的なゲームの流れ
①スタンバイ
まず、デッキのメインボードの中から、3枚のカードを選びます。
3枚の組み合わせは自由ですが、必ず「他のカードと混同しない3枚」を選んでください。
デッキにちょうど3枚入っているカード。
あるいは、基本土地の内3枚だけを、裏向けにスリーブに入れたり、フルアートにしておいたりする等ですね。
・デッキにちょうど3枚入っているカード1種類
・デッキに2枚入っているカードと1枚入っているカード、計2種類
・デッキに1枚入っているカード3種類
行動判定の際に、選んだカードが出ると自動成功や自動失敗となります。
↓行動判定について詳しくは
http://leveler.diarynote.jp/201805072215569815/
後は、通常のMTGの試合と同様に、「自分のターンの、戦闘前メイン・フェイズ」まで進めてください。
つまり、デッキをシャッフルしてライブラリーとし、手札を7枚引くということです。
先手あつかいなので、1ターン目のドローはありません。
プレイヤーが複数人いる場合は、全員がチームメイトとしてあつかいます。
ターンの進行は、チーム単位で行いますが、リソース(ライフ、マナ、手札等)は共有されません。
②ゲーム開始
GMが、PCがおかれた初期の状況を説明します。
例えば、「盗まれた魔法アイテムを取り返す依頼を受けた。」「道を歩いていると、ゴブリンが女性を襲っているのを見かけた。」等です。
③冒険パート(=ストーリーの進行)
初期の状況に対して、あなたのPCは、どう行動しますか?
依頼人に質問をする? 呪文を唱える? それとも、ゴブリンをクリーチャーで攻撃する?
自分のPCが行う行動を、GMに伝えて下さい。
GMは、PCの行動によって、どのように状況が変化したかを教えてくれます。
そして、変化した状況に対して、あなたのPCが、また行動する。
ボスにたどり着くまで、上記のような流れが繰り返されます。
例えば、
GM「盗まれた魔法アイテムを取り返す依頼を受けた」
PC「依頼人に、盗まれた魔法アイテムについて聞く」
GM「依頼人が『とある邪教から没収したオーブだ』と答える」
PC「邪教のアジトを探しに行く」
……
という流れです。
シナリオの内、GMとの会話でストーリーを進める部分のことを、冒険パートと呼びます。
シナリオによっては、冒険パートが複数に分かれていたり、冒険パートの間に小さな戦闘パートが入ったりすることもあります。
④戦闘パート(=MTG対戦)
シナリオのクライマックスは、MTG対戦です。
フレーバーとしては「魔法を使って、ボスと戦う」ということになります。
シナリオの内、MTG対戦をする部分のことを、戦闘パートと呼びます。
基本的には、通常のMTGと同じルールで、GMが演じるボスキャラと対戦します。
しかし、冒険パートでライフや手札が減った場合は、そのままのライフ・手札枚数でMTG試合を開始します。
(ただし、初期ライフは最低でも10点、初期手札は最小でも5枚。)
魔法(=MTG対戦)でボスキャラを倒せば、シナリオはハッピーエンド。
ゲーム終了です!
なお、GMは、戦闘パートに至るまでに「だいたい、ボスと互角になるくらい」までPCを痛めつけるよう、シナリオを組んで下さい。
そして、戦闘パートでは全力で戦ってください。
「MTGでTRPG」も、MTGのフォーマット。
GMも、公平な条件で、PC(あるいはPC達)に勝利することを目指しましょう!
●第2章- 2節 各パートの最後には「リセット」
冒険パートおよび戦闘パートの終了時には、「リセット」が行われます。
「MTGでTRPG」におけるカギカッコつきの「リセット」とは、簡単に言うと、「自分がオーナーのカードを、すべてライブラリーに戻してシャッフル。その後、「リセット」前と同じ枚数の手札を引き直す。」ということ。
「リセット」の手順は以下の通り。
1.自分がオーナーであるカードを、すべてライブラリーに戻す。
すべてのカードおよびパーマネントを、オーナーのライブラリーに戻す。
呪文としてスタックに乗っている、待機中、コントロールを奪われている等の場合も、戻す。
2.サイド・ボードを使用。
ライブラリーのカードと、サイド・ボードのカードを入れかえてもよい。
3.ライブラリーをシャッフルする。
4.1でライブラリーに戻した元の手札と同じ枚数、手札を引く。
マリガンなどは、通常のルール通り。
5.紋章やエネルギーカウンター等を取り除く。
その他「PC側に有利になるモノ」があった場合は、それを取り除く。
(「対戦相手の次のターンを操る」「次のゲーム開始時に3点ダメージを与える」等の効果も、リセットされる。)
ダメージや毒カウンターなど「PCに不利になるモノ」は、そのまま。
なお、「リセット」中に、優先権を得るタイミングはありません。
1~5の間に、呪文を唱えたり能力を起動したりする等はできません。
↓「MTGでTRPG」基本ルール もくじ
http://leveler.diarynote.jp/201804172303266378/
↓基本ルール 1章 プレイヤーキャラクター(PC)の作成
http://leveler.diarynote.jp/201804242219421197/
↓基本ルール 3章 冒険パートのルール
http://leveler.diarynote.jp/201805012307027615/
「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のハウスルール(遊び方)です。
「MTGでTRPG」に関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。
今回は、以上です!
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