今回から数回にわたって、「MTGでTRPG」で、GMがしやすい(と思われる)シナリオを書いていきます。
 このシナリオを使って、多くの人が、「MTGでTRPG」を楽しんでいただければと思います!

 ↓テストシナリオ「誰が為のラグナロク」参加者募集中!(6/1まで)
 http://jittegame.diarynote.jp/201805061026445246/ 
 ↓「MTGでTRPG」のルールページ2018年5月版
 http://leveler.diarynote.jp/201804172303266378/
 ↓そもそも、TRPGとは?(ニコニコ大百科参照)
 http://dic.nicovideo.jp/a/trpg

 
 1回目の今回は、シナリオの全体像を書いていきます。

シナリオ名:お宝争奪戦! ――裏切りのダンジョン
・ストーリー
 仲間のPCと協力して、ダンジョンの主を倒す!
 最後には仲間をも出し抜いて、お宝を独り占め!

 お宝を手に入れるのは、この私だ!

 あなたは、お宝を求めて、デーモン宇羅見(うらみ)の洞窟にアタックした!
 しかし!
 ダンジョンの主・宇羅見(うらみ)は、「仲間と一緒でなければ倒せない」相手だった!
 敗北の末、あなたは地下ダンジョンの最下層に放り込まれてしまう。 

 しかたなく、あなたは、同じ目に合った他のプレインズウォーカーと契約を結ぶ。
1.宇羅見(うらみ)を倒すまでは、お互いに(少なくとも表面上は)協力する。
2.最終的に、見つかったお宝の所有権は、すべて、魔法対決で勝ち残った1人のモノとなる。


 はたしてあなたは、ダンジョンを突破して、宇羅見(うらみ)を倒すことができるか!?
 そして、お宝を独り占めすることが出来るか!?

・ルール
 基本は、通常の「MTGでTRPG」と同じ。
 冒険パートで、お宝を拾いながらダンジョンの最上階を目指し、戦闘パートで宇羅見(うらみ)と戦う。
 ただし、他のPCは、チームメイトではなく対戦相手あつかい。
 理由もなく、他のPCを攻撃したり不利益な呪文・能力を使ったりは出来ない(他のPCがコントロールするパーマネントに対しても同様)。
 契約違反だからである。
 しかし、ルール上認められた口実さえあれば、他のPCを攻撃したり不利益な呪文・能力を使うことも可能。

お宝・争奪戦ルール
 ゲーム開始時に、各PCごとに、「お宝の組み合わせ」をランダムに決める。
 例えば、「金のお宝と銀のお宝」「何でもよいのでお宝5う以上」「ルビーのお宝を含まない、宝4つ以上」等。
 各PCの「お宝の組み合わせ」は、戦闘パートが始まるまでは、他人に見せない。

 冒険パート中、各プレイヤーは、それぞれダンジョンの各所にある「お宝」を集める。
 例えば、宝箱などの中から「ルビーの瞳の金の獅子」「サファイアの瞳の銀の獅子」「ダイヤモンドの金リング」等が出てくる。
 ゲーム開始時に決めた「お宝の組み合わせ」を達成すると、戦闘パート時に有利な効果が得られる。
 例えば、「金のお宝と銀のお宝」をそろえた場合、「1回だけ、手札を減らさずにマリガンができる」等である。
 
 (次回以降、詳しいルールページ制作予定)

戦闘の追加ルール
 宇羅見(うらみ)との戦闘において、PCのターンは共有ではない。
 統率者戦と同じようなルールで、1人ずつターンを行う。

 宇羅見(うらみ)が敗北した後、2人以上のPCが残っていた場合、PC同士でMTG対戦を続行する。
 最終的に勝ち残った1人のPCが、全員が手に入れたお宝を、自分のモノにできる。

 なんと! TRPGなのに「プレイヤー間の勝ち負け」がある!!

 宇羅見(うらみ)が敗北するまでは、「そのPCのせいで、ライフやパーマネントが減った」等の「明らかな不利益」がない限り、他のPCを攻撃したり、不利な呪文能力の対象にしたりすることはできない。
 宇羅見(うらみ)が敗北した後は、普通に他のPCを攻撃することができる。 
 
 最後にPC同士が戦う性質上、全員のデッキのフォーマットが同じであることが望ましい。
 スタンダードが無難ではないだろうか。

ボス:不和のデーモン、宇羅見(うらみ)
(プレインズ・ウォーカーカード扱い。
 実行不可能な行動は無視。戦場を離れず、コントロールも変わらない。)
 宇羅見のターンのアップキープ開始時に、対戦相手1人を対象とする。
 対象となったプレイヤーは、宇羅見ではないプレイヤーを1人選ぶ。
 次の宇羅見のターンのアップキープまで、宇羅見とそのコントロールするクリーチャーは「プロテクション:選ばれたプレイヤー」を得る。
 (このプロテクションは「明らかな不利益」に入る。お前のせいで敵を攻撃できない! と原因のプレイヤーを攻撃可能。)

0:黒の2/2のニンジャ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
+4:対象となった対戦相手1人が、宇羅見以外のプレイヤー1人を選ぶ。
  選ばれたプレイヤーは、3点のダメージを受ける。
-10:対象となった対戦相手1人は、次のターン、すべてのクリーチャーで宇羅見以外のプレイヤー1人を攻撃する。
  その攻撃によって与えられたダメージ分、宇羅見は忠誠度カウンターを得る。
-25:対象となった対戦相手1人が、宇羅見以外のプレイヤー1人を選ぶ。
  選ばれなかった各対戦相手は、手札を捨て、ライフを半分(切り上げ)にする。
初期忠誠度:20

・冒険パートのシーン
(来週以降、シーンごとに別々のページを追記予定)


 「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のハウスルール(遊び方)です。
 「MTGでTRPG」に関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。

 今回は、以上です!
 

----------------東方MMDネタ帳----------------------
クラウンピース
「穢れに純化したあたいを月の民が見れば、
 それだけで穢れが映ってしまうぜ!
 来れる者なら来てみろサグメ――!?」

稀神サグメさん
「……月の民を甘く見たわね(ムーンウォークで後ろ向きに来る)」

クラウンピース
「それはともかく、、
 MTGでTRPGのテストシナリオ参加者募集中↓だ!
 http://jittegame.diarynote.jp/201805061026445246/

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