今日は、TRPG「クトゥルフ神話TRPG」をしてきました。
 場所は、いつもの神戸三宮イエサブ。
 プレイヤーとGMをしていただいた空音さん、謎人さん、ODAさん。
 お付き合いいただき、ありがとうございました!


↓ちなみに、TRPGとは?(ニコニコ大百科参照)
http://dic.nicovideo.jp/a/trpg
↓クトゥルフ神話TRPGのとは?(ニコニコ大百科参照)
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%95%E7%A5%9E%E8%A9%B1trpg

●参加したキャラは以下の通り
・羽鳥忠弘(はとりただひろ)
 空音さんが使用。
 自分に厳しい16歳の高校生。
 医者である親の七光で一目置かれている。
 とはいえ、自身も高校生でありながら医学の知識が深い。
 オカルト好き。

・西向れもん
 謎人さんが使用。
 影が薄い18歳女子高生。
 片目が暮れのメガネ少女。
 信用がおけて聞き上手だが、せっかち。
 キックの成功率80%。

・龍田次郎
 レベラーが使用。
 現代日本で、ショットガンを持ち歩く私立探偵。
 オカルト関係の依頼を受けることが多い。
 いつもニヤニヤ笑っている謎の秘書がいるが、彼女の正体には全く気付いていない。

●シナリオ 異界駅・キサラギ(名前は適当) GM:ODAさん
 「異界駅」というオカルトを調べるシナリオ。
 
 龍田の探偵事務所に、十川胡桃(そごうくるみ)という依頼人が来ます。
 十川は、龍田の知り合いのライターで、怪しいオカルト雑誌『ヌー』に記事を書いている人物――らしいです。
 
 依頼内容は、記事のために「異界駅」というオカルトについて調べること。
 数週間前、ネット掲示板に「いつもの電車に乗ってたら、知らない駅に着いた」という書き込みがあったとのこと。
 書き込みは数回続いた後「ア」という書き込みを最後に終わってしまったそうです。

 龍田は、オカルト好きの高校生羽鳥、その友人の西向とともに、事件があったとされる路線に向かいます。
 噂にあったのと同じ夜22時に、同じ行き先の列車に乗っていると――
突然、一緒に乗っている人たちが消えました!
 気がつくと、羽鳥、西向、龍田だけが電車に乗っていた
のです。
 車掌や運転手に問い合わせようにも、一番前と後の列車は真っ暗。
 扉も開きません。

 さらに、龍田は、列車の中吊り広告に「次はお前だ」という言葉を読みとってしまい、正気度を減らします。
 羽鳥も、「次はキサラギ駅」という車内アナウンスを聞きとってしまいました。

 キサラギ駅!
 事前に調査した「異界駅」の噂話に出てくる駅名と同じです!
 羽鳥も狂気に1歩近づきました。

 そうこうしている内に、電車は知らない駅へ到着。
 全員でホームに降りてから、羽鳥と西向は車掌の席を、龍田は運転手の席を見に行きます。

 しかし、今まで動いていたはずの電車には、車掌も運転手も乗っていませんでした!
 仕方なく、駅を捜索することに。
 看板「やみ駅→きさらぎ駅→おまえだ駅」を読んだ龍田は、またも正気度を減らします。
 その後ろで、誰も乗っていない列車は、勝手に出発して行きました。

 西向、羽鳥、龍田は、駅の外へ出ます。
 夜の町には街灯が灯っていましたが、ヒトの姿はありません。
 噂話と状況を総合すると、以下の3つの方向に進めそうです。
1.線路沿いに、電車が着た方向に戻る。
2.線路沿いに、電車の進行方向に行く。
3.町を抜けて山道を登る。

 3人は、とりあえず、山に登ることに。
 ゆるやかに傾斜した町の商店街を抜けると、山道が見えてきます。
 雑木林などもあり、ハイキング装備なしで行けるかは微妙なところ。

 ここで、西向と羽鳥が「高台から町を見下ろしてみよう」と思いつく。
 見下ろしてみると、電車の進行方向に進む道に、トンネルのようなものを発見。

 一方、進行方向とは逆の方向には、特に何もありません。

 他に手掛りもないので、トンネルに向かう羽鳥、西向、龍田。
 トンネル内は暗いので、発信機を付けた龍田が先行します。
 しかし、特に異常はなし。
 トンネルの向こうの森では、片足の怪異なおじいさんに「なぜこんなところに来たんじゃ!」と怒られました。
 理由を聞こうとすると、おじいさんは姿を消します。
 ミステリーです。
 全員の正気度が減りました。
 
 森の先には、先ほどとは別の駅が。
 看板には「駅月如」
と書かれており、建物も昭和風です。
 ところが!
 中身は普通に機械改札で、SUICAも使えます。
 こんな昭和と現代が混じったような場所、現実世界にはなさそうです。
 さらに! 
 切符販売機の上の路線図を見ると、「きさらぎ駅」と「駅月如」と「キサラギ駅」と「きサらギ駅」が4つ並んでいます。
 ますます、現実的にあり得ない!

 そんな中、西向が路線図に妙な違和感を覚えます。
 そして、羽鳥が「白文字で書かれたきさらぎ駅と、黒文字で書かれたきさらぎ駅の2種類がある」ことに気づきます。

 何となくですが、白の方に脱出のヒントがありそうです。

 今いる「駅月如」が白い駅なので、ここを調べることに。
 西向が、「天井付近にある時計が動いていない」ことに気づきます。
 肩車をされた羽鳥が、見てみると「時計を動かすにはねじ巻きのような器具が必要そう」
だと分かります。
 全員で、時計を動かすための器具を探すことに!

 そして、駅長室に入ろうとすると――
中から駅長ゴリラが!!
 幸いなことに、話が通じる相手でした。

 話を聞くと、どうやらこの世界は「様々な可能性のパラレルワールドのきさらぎ駅」が集まった世界のようです。
 この「駅月如」は、ゴリラ文明のきさらぎ駅らしいです。
 さらに、「白で書かれた駅は、駅員がいる駅。黒は駅として使われていない駅」であることが分かります。
 そして、人間の敵(クトゥルフ生物?ショゴス?)が、白い駅に電車が来ないように時計を止めているとか。
 その話を聞いたので、全員の正気度が、さらに下がります!

 しかし、やるべきことは分かりました!
 当初の予定通り、駅中を探す!
 そして、西向が、時計を動かす器具を探し当てます!
 (ゴリラ駅長が忘れていただけで、実は駅長室にありました!)
 
 これで、時計が復活!
 始発の時間を待って、始発に乗って帰りました!

 (途中、「テケリ」と鳴く何かが来ましたが、正気度が減る暇もなくゴリラ駅長が倒しました。)
 こうして、全員、無事、現実世界に帰還!!

 かと思いきや!
 幸運判定に失敗した龍田だけ、なぜか、富士山の山頂に行ってしまいます!
 しかも!
 ショットガンを持っていたので、銃刀法違反で逮捕!
 しかし、何か不思議な組織の力が働いて、次の日には釈放されました。

 正気度は減りましたが発狂する者もなく、これで、ハッピーエンド!

 かと思いきや!
 龍田がウッカリ「きさらぎ駅の写真フィルム」を普通の写真屋さんに渡してしまったため、写真屋さんが発狂!

 関係者でも何でもないのに、精神病院送りになってしまいました!
 迷惑をかけたので、龍田の依頼料は、写真屋さんへ寄付することになりました。

 最後にポカをしてしまいましたが、今日も、TRPGを楽しめました!

 今回は、以上です!

----------------東方MMDネタ帳----------------------
稀神サグメさん
「……私がGMなら
 電車が全部逆方向に走るオカルト
 を出すわね」
ドレミー・スイート
「それ、上りと下りの路線が逆になっただけでは?」
サグメさん
「……アッ」

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