↓11月初めから、テストシナリオ・「竹取の魔法使い」を行います!
http://leveler.diarynote.jp/201610242216277577/

 「MTGでTRPG」の戦闘ルール。2016年10月版(2016.10.24~)

↓TRPGとは?
http://dic.nicovideo.jp/a/trpg
↓「MTGでTRPG」基本ルール(作りかけ)
http://leveler.diarynote.jp/201610242144517727/

----------------------ここからルール文章----------------------
 戦闘は、基本的には、通常のMTG対戦と同じです。
 GM(=ゲームマスター進行役)が操作する、デッキやプレインズ・ウォーカーカードや大群デッキ等と対戦します。


◆戦闘の流れ
①前のパートを終了する。
 GMが「次のパートは戦闘パートである」ことを宣言。
 現在のパートを終了します。
 パートの終了時には、「リセット」を行います。
 「リセット」を簡単に言うと「オーナーであるカードをすべてライブラリーに戻してシャッフル。その後、元の手札と同じ枚数を引き直す。」こと。
 「リセット」について詳しくは、基本ルール第3章。
 「リセット」の手順の中で引き直した手札が、戦闘の初期手札となります。
 注意点として、手札を引き直す前に、先攻後攻を決めて下さい。
 そうしないと「手札を見た後に、先攻後攻を決める」ということになってしまうからです。
 先攻後攻の決め方は、通常のMTGと同じか、GMが定めた方法です。

②戦闘パートの開始
 戦闘パートを開始します。
 PCもGMも、いつでも1ターン目が開始できる状態まで進めます。
 ④の1ターン目開始までは、まだ、誰も優先権を得ることはできません。
 アンタップもアップキープもまだですし、呪文を唱えることも、能力を起動することもできません。
 ただし、力線などの「戦場に出ている状態でゲームを始めてもよい。」パーマネントは、出すことができます。

 原則、その場にいるPCは、必ず戦闘パートに参加します。
 (PCとは、プレイヤーキャラ=主人公のキャラ。)
 例外は「GMが特に必要と認めた」場合のみ。
 逆に、敵以外のNPC(=PC以外のGMが操作するキャラ)は、特にGMが決定しない限り、その場にいても戦闘パートには、参加しません。
 戦闘パートに、途中参加することは、できません。
 下記の「逃げる判定」以外で、戦闘パートから途中退場することは、できません。
 戦闘パートに参加していないキャラが、戦闘パートに影響を及ぼすことは、できません。


③敵キャラの登場&戦闘前の演出
 対戦相手である敵キャラが登場する、あるいは、すでにいるキャラが対戦相手であると判明するのは、このタイミングです。
 このタイミングまで、GMは、どのキャラが対戦相手であるかを公開すべきではありません。
 (特に「リセット」前に、敵を公開してしまうと、戦闘前にPCの集中砲火を浴びて、瞬殺される危険があります。) 
 対戦相手のキャラが決まった後は、戦闘前の演出や短い会話の後、すぐに1ターン目が開始されます。

④1ターン目開始
 PCの数が2人以上の場合、敵は、1ターン目開始の前に、ハンデとして準備のためのターンを得ます。
 その後、通常通り、MTGの試合の1ターン目を開始します。
 2ターン目以降、戦闘が終わるまで、通常のMTGの試合と同じように進めます。

⑤戦闘パート終了
 1つの試合の決着がつくと同時に、戦闘パートは終了します。
 戦闘パートの終了時には、「リセット」を行います。
 「リセット」について詳しくは、基本ルール第3章。
 1つの戦闘パートで行われる、MTGの試合は、1回のみです。
 連続で戦闘がある場合は、一旦戦闘パートを終了してから、もう一度戦闘パートを開始します。

 なお、戦闘パートに参加しなかったPCがいる場合。
 そのPCは、「1つの戦闘パートの時間=1シーン」として行動します。
 (2017/2/28ルール変更 リセットの説明を削除。戦闘の流れを新設。)
 (2017/3/13ルール変更 戦闘の流れを変更。)
 (2017/3/14ルール変更 戦闘の流れをさらに微調整)
 (2016/12/20ルール変更)
--------------戦闘の流れ ここまで--------------



◆敗北のルール(2016.12.13.追加)
 敗北条件&勝利条件は、投了も含めて、通常のMTGと同じ。
 敗北したPCは、強制的に、GMが決めた安全な場所に移動した後、「休息」状態に入ります。
 イメージとしては「命の危険を感じて、次元を移動する能力で逃げた」という感じ。
 なお、GMは、シナリオ上必要ならば、「敗北しても強制移動と「休息」は行われない」としても構いません。
 また、あらかじめ「死闘」と宣言された戦闘シーンで敗北した場合、そのキャラは死亡します。

 戦闘に参加するPC全員が、敗北条件を満たす、あるいは敵が勝利条件を満たした場合、ひん死(ライフ0)か狂乱(ライブラリーアウト)すれば、PC側の敗北です。
 なお、「MTGでTRPG」の特殊ルールで、敵が特殊勝利条件を満たした場合や、PCが特殊敗北条件を満たした場合も、PCのライフが0になります。
 ↓ひん死と狂乱について詳しくは。
http://leveler.diarynote.jp/201505112317126965/
 ひん死か狂乱状態となったキャラは、戦闘から除外されます。
 そのキャラがオーナーであるオブジェクト(カード、呪文、パーマネント、能力、トークンなどすべて)は、戦闘から除外されます。
 ひん死か狂乱によって敗北して戦闘から除外されたキャラは、ひん死か狂乱状態から回復しても、同じ戦闘に、再び参加することはできません。

(2017.3.7.ひん死、狂乱廃止。)
---------------行動判定と逃亡 ここまで---------------



◆特殊勝利条件のルール
●ライブラリーアウト
 敵がデッキの場合は、MTGのルール通りです。
 ライブラリーが存在しない敵の場合、「本来、ライブラリーから減ったはずのカードの数」を、1人の敵ごとに記録します。
 「ライブラリーから減ったはずのカード」とは、ライブラリーの上から墓地に置かれるはずのカードと、「カードを引かせる呪文や能力」によって引かされるはずのカードです。
 (ターン開始時にドローするはずだった枚数は数えません。)
 記録した数が、45枚以上になったら、その敵は敗北
します。
 敵が大軍デッキの場合は、敵クリーチャーが全滅し、ライブラリーもなくなったとみなします。
 クリーチャーやプレインズウォーカーの敵なら、破壊されたとみなします。
 (なお、このルールによって破壊されるクリーチャーやプレインズウォーカーは、「破壊不能」や「再生」など破壊を逃れる能力を失います。)
 本来、ライブラリーを墓地に送ったり、カードを引かせたりする効果は、クリーチャーやプレインズウォーカーには、効きません。
 しかし、ライブラリーアウトデッキの救済のため、特別に、戦闘中のみ、効くこととします。

●ライブラリーアウト以外の特殊勝利条件
 大群デッキとの戦闘でライブラリーアウト以外の特殊勝利条件を満たした場合、敵クリーチャーが全滅し、ライブラリーもなくなったとみなします。
 プレインズウォーカーやクリーチャー型の敵なら、破壊されたとみなします。
 (このルールによって破壊されるパーマネントは、「破壊不能」「再生」などの破壊から逃れる能力を失います。)
 ライブラリーアウト以外の敗北条件を満たした場合も同様。
 敗北条件を満たしたキャラのライフが、0点になります。

 特殊勝利条件、特殊敗北条件によってライフが0になる場合、そのキャラは「破壊不能」「ライフは減らない、変更されない」等の効果を失います。
--------------特殊勝利条件 ここまで--------------


◆行動判定と逃亡のルール
 PCは、戦闘中でも、1ターンに1回だけ、行動判定が可能です。(2017.1.3.修正)
 GMは、できるだけ、試合の勝敗に影響する判定(知力の青判定で相手の手札を知るなど)を認めないでください。
 ボスを倒す手段は、最終的には、MTGの実力しかないのです!
 また、「ライブラリー上に何のカードがあるか知られている場合、知られているカードは、目標値や達成値を決める時のみ、追放される点」に注意してください。
 占術などでライブラリーを操作して、判定を確実に成功させることはできません。
 詳しくは↓判定のページ参照。
http://leveler.diarynote.jp/201610272137557531/


 代表者が、ソーサリータイミングで、瞬発の赤判定を行って成功すれば、PC全員が戦闘から逃げ出すことができます。
 難易度は、その時点で、戦闘に参加しているPCの数アンタップ状態の敵のパーマネントの数です。
 (ただし、難易度の最大数4は超えない)
 戦闘から逃げ出すことに成功した場合、基本的に「GMが決めた場所に強制移動して「休息」状態に入る。」ことになります。
 GMは、シナリオ上必要なら、戦闘から逃げ出すことに成功したとき、PCに、上記以外の行動をとらせても構いません。
(2017.3.7.ひん死、狂乱廃止にともない、ルール変更。)
---------------行動判定と逃亡 ここまで---------------


◆敵の種類ごとのルール
●敵がデッキの場合
敵側のハンデ
 PC(プレイヤーキャラクター=主人公キャラ)が2人以上戦闘に参加する場合、敵は以下の3点のハンデを得られます。
1.初期手札が、9枚になる。
2.初期ライフが、40になる。
3.準備のための1ターンを得る。

ハンデの流れ
①敵が初期手札を9枚引く。
 敵が初期手札を引くのは、「戦闘の演出」が終わって、先攻後攻が決定された後です。
 マリガン等のルールは通常通り。
②敵が、準備のための1ターンを得る。
 1ターン目開始直前(戦闘の流れで言う④の最初)、敵は準備のための1ターンを得る。
 準備ターン中、敵がPCに攻撃することは出来ない。
 準備ターン中、PCは、呪文や能力の影響を受けない。
③MTGの1ターン目が始まる。
 ただし、敵の手札の上限は9枚。
 初期ライフは、40点である。



●敵が大群デッキの場合
↓大群マジックのルールに関しては、MTGwiki参照。
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E7%BE%A4%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF

 大群デッキ型の敵と戦う場合、戦闘パート開始後、代表者が、瞬発の赤判定(難易度0)を行います。
 難易度は、「味方側のパーマネントの合計数」。
 難易度は「戦闘に参加するPCの人数」
 (ただし、難易度の最大値は超えない。)(2017.1.3.および2.13.修正)

 成功度(=達成値から目標値を引いた数)分の、「敵が動く前の準備ターン」が得られます。
 準備ターンは、最大でも5ターン。
 ただし、0ターン以下となった場合、代わりに1ターンの準備ターン
を得ます。
 つまり、「敵の大群に見つかる直前に、敵の存在に気付いた」ということです。
 
 例えば、PC①が代表として、瞬発の赤判定(難易度0)を行いました。
 達成値8、目標値6を出したとすると、成功度は、「8-6=2」。
 敵が動く前に、2ターンの準備ターンが得られます。
(2017.2.13.準備ターンのルール修正)
 
 

●敵が「1枚のカード」の場合
 クリーチャーやプレインズ・ウォーカー型の敵との戦いは、
「対戦相手の戦場に、クリーチャーかプレインズ・ウォーカーだけがいるもの」としてあつかいます。

 ただし、通常のMTGと違い、クリーチャーに攻撃を試みることができます。
 攻撃されたクリーチャーは、タップ、アンタップ関係なく、強制的に攻撃クリーチャーをブロックした状態になります。
 ただし、クリーチャーAで敵Bを攻撃したとき、敵Cが間に入って、クリーチャーAの攻撃を止めることは可能です。


-----------------------ここまでルール文章-----------------------

 「MTGでTRPG」は、まだまだ、作成途中のフォーマットです。
 「MTGでTRPG」に関して、ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄でご指摘いただけると嬉しいです。

 今回は、以上です!
 

----------------東方MMDネタ帳------------------------
稀神サグメさん「……東方ニコ童祭りまで、後24日」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29811935

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